1. 掘削は小型掘削機により行い、崩壊性の地山の場合は土留工を施します。
2. 掘削機械のバケットのつめ等で掘削の仕上がり面を押し潰した場合はショベルや金ブラシ等で表面を削ぎ落とし、土砂は排除します。
3. 掘削底面は浸透能力を保持する為、極力足で踏み固めない様に注意します。
1. 敷砂は足で軽く固める程度とし、機械での転圧は行わないでください。
1. 透水シート(PK-200)は土砂の砕石内への流入と地面の陥没を防ぐ為、桝と砕石を巻込む様に布設します。
2. 透水シート(PK-200)は採掘面よりやや大きめの物を使用し、シートの継ぎ目から土砂が侵入しない様に重ねしろを考慮して下さい。
3. 作業をしやすくする為、透水シート(PK-200)の端部をピン等で固定します。
1. 透水シート(PK-200)を引き込まない様に注意しながら砕石を投入して下さい。
2. 砕石の転圧は沈下防止の為に行いますが、砕石部分の浸透能力や貯留量に影響する為、転圧は過度な圧力がかからない様なプレート転圧等を行って下さい。
●OSPU、EBU、EUシリーズは砕石層に受台を埋め込みます。受台と砕石表面を同レベルにします。受台のむで側溝本体を支えると製品が損傷を受ける恐れがありますので、側溝本体を直下にも均一に砕石を敷いて下さい。
●APU、OPU、OPUL、OGPUシリーズの場合
1. 砕石層の上に側溝本体を据え付けます。
●OSPU、EBU、EUシリーズの場合
1. 砕石層と受台の上に側溝本体を据え付けます。
●EBUシリーズの場合
1. 吊り上げ時の側溝本体の開きを防止する為に「開き止め」を側溝本体に付けて吊り上げ、砕石層の上に据え付けます。
●EVPシリーズの場合
1. 砕石上に底版を設置して、レベル調整を行います。
2. 側溝本体の端が底版の中心に位置する様に底版に据え付けます。据付の際、底版と側溝本体の設置部に石などの異物があれば必ず除去してから側溝本体に据え付けて下さい。
1. 側溝本体の側面部に砕石を充填します。
(その際に透水シート(PK-200)がずれない様に注意して下さい)
2. 側面部の砕石上部に透水シート(PK-200)を被せます。
●EBUシリーズの場合
1. 埋戻し時に専用のコンクリート蓋やグレーチング蓋を仮設置してから埋戻し、転圧を行うなどして側溝本体の「おがみ」を防止して下さい。
●EBU、FVP、APUシリーズで必要な場合
1. インバートコンクリートを打設します。
※インバートコンクリートを打設しない製品は、こちらの手順を除きます。
1. 砕石上に底塊リングをレベル調整しながら据え付けます。
2. 必要に応じて底塊リング内に底塊フィルターをセットして下さい。
1. 埋戻土はプレート転圧等の極度の圧がかかりにくい機械で行います。
特にU型側溝は、専用の蓋か木製の角材を仮設置してから転圧を行います。
2. 側溝本体の天端面養生を行い、損傷を発生させない様に転圧には十分気を付けます。
お気づきの点がございましたら、お気軽に当社までご連絡下さい。(HPのお問い合わせ先にてお受けしております。)